shiroの韓国在住日記

慶尚北道に在住の日本人です。フリーランスの韓日翻訳家として活動しています。

大人気ドラマ【スカイキャッスル】に見る韓国の入試問題点

こんにちは。

韓国で今大人気のドラマ、SKY 캐슬(スカイキャッスル)。韓国の上位0.1%階層だけが住めるという、高級住宅街スカイキャッスルに住む登場人物たちを中心に、名門大学進学とその家族の葛藤、大学病院での昇進争いなど…現代の韓国社会を風刺した内容が人気を呼んでいるドラマです。

韓国ドラマスカイキャッスル

初回の放送では1.7%だった視聴率は、最新回では22.3%まであがっていて、いかに注目を浴びているがお分かりいただけると思います!あの大人気だったトッケビの視聴率を抜いたことでも話題になっています。

本当にこんな世界が…?と信じ難いような内容もあるのですが、どんな面が話題になっているのでしょうか。

韓国ドラマ「スカイキャッスル(SKY캐슬)」

ドラマに出てくる入試の問題点

自己紹介書などの代筆

자기소개서を略して자소서と言います。ドラマの冒頭で、ソウル大に合格した子どもの자소서を実はお隣のお家の教授が代筆した、という内容が出てきます。

試験問題の流出

ドラマでは子どもの成績アップのために、親同士でこの試験問題集を不正にやり取りする場面が描かれています。

超高額な入試コーディネーターの存在

入試コーディネーターは、입시 코디と言いますが、ドラマでもソウル大の医学部に入学するため数十億ウォンのお金をコーディネーターへ支払います。また、このコーディネーターたちと出会うために、銀行のVVIP顧客向けの集まりが催されるのですが、実際に似たようなセミナーが実在するようです。

有名塾のレベルテストのために家庭教師を雇う現実

毎日一日中塾で勉強に追われながら、さらにレベルテストの結果に一喜一憂する子どもたち。塾での学習をフォローするため、家庭教師を雇う場面がドラマで描かれています。

インターネット講義で代用される学校の授業

インターネット講義は인강と言いますが、ほとんどの学生は塾でかなりハイレベルの学習をしているため、学校の先生も教えることがなく、授業を인강で代用、さらにはテスト問題もその中から…という場面が出てきます。以前、日本語を教えていた学生から聞いたことがあるのですが、学校の授業へは期待をせず、授業中にも他の教科の勉強をするというのは、実際にあるようです…

俳優たちの演技も人気の要因!

テーマは子どもたちの受験ではありますが、実は世間では、막장 드라마(マクチャンドラマ)だという声も少なくないんです。マクチャンドラマとは、ドロドロしていて、非日常的な出来事の連続するドラマという意味です。でも、そんな声を吹き飛ばすくらいに光るのが俳優たちの演技力の高さです。

登場人物の紹介はこちらからどうぞ→

 

問題の提起はもちろん、ドラマ自体の展開も早く、次の展開が予想しづらいのも人気の要因のようです。これからも目の離せないスカイキャッスル!是非見てみてくださいね~!